奈良仏師 折上稔史の日記。作品紹介、教室案内、展覧会の案内等

春うららの陽気です~芸術の春~

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今日は朗らかな良いお天気で、ブログのタイトルを「春うらら」としたのですが、書いてからそういえば何年か前に同名の競走馬がいたなぁと思い出しました。

よく覚えておりませんが、ずっと負けていたのが、かえって人気になったのでしたね。



さて、そんな「ハルウララ」の陽気のなかで、先週今年の仏像彫刻展を無事開催させていただきました。

このような情勢であり、また近隣に緊急事態宣言が発令されるというなかでしたので、直前まで迷っておりましたが、感染対策をおこないながら、無事4日間の日程を終了させていただきました。



今年の会場の様子です。





今年は例年のように、みなさん是非お越し下さい!とお伝えすることができず、内々での開催となりましたことご容赦いただければと思います。

この展覧会を目標に作品を作ってこられた多くの生徒さん、また関係者の方にあらためてお礼申し上げます。



コロナ禍で芸術は不要不急か。

緊急事態宣言が発令された東京浅草演芸ホールが次のような発表をしたのはご存知でしょうか。




4月23日に、政府による「緊急事態宣言」が発令されました。

これに合わせて、東京都からは演芸場に対して「無観客開催」の要請がありましたが、「社会生活の維持に必要なものを除く」という文言があり、大衆娯楽である「寄席」は、この「社会生活の維持に必要なもの」に該当するという判断から、4月25日以降も通常通り営業することといたしました。

(以上、浅草演芸ホールホームページより引用)



賛否両論あるかと思いますが、このような決断をされた「寄席への誇り」を感じます。

比ぶべくもない私たちの展覧会ですが、ささやかながらもみな同じような誇りをもって開催させていただいたという自負はございます。

なんといっても、奈良の大仏さまは、疫病退散を祈願して造られたのですから。

現在でも仏さまを造ることは疫病退散への第一歩!

とはいいながらも、これでクラスターでも発生させたら本末転倒。

徹底した感染対策をおこないながら、コロナ禍の仏像彫刻をまもっていこうと思います。





【工房の講座開催日】




近鉄生駒線平群駅より徒歩約6分。
詳細な住所は、メール又はお電話でお尋ね下さい。 

11日(火)、25日(火)  朝の部 9時~12時

11日(火)、18日(火) 昼の部 13時~16時


12日(水)、26日(水)13~16時 

5月は変則的な日程となっておりますのでご注意ください。 



上記の日程でご都合の良い2回お選びください。


 【月謝】
5000円(月2回ご参加の場合)


2回以上受講ご希望の方には、都度2000円いただいております。



*緊急事態宣言のため、宣言中は上本町近鉄文化サロンは休校となっております。

橿原の文化サロンは現在のところ予定通り開催予定ですが、情勢により変更がある場合もございます。

それぞれのホームページでご確認お願い致します。




【体験レッスンのご案内】


教室内の密を避けるため、ご希望のお日にちに添えない場合もございますので、上記日程で何日か候補をあげてご連絡いただければ幸いです。



御守り地蔵を彫っていただけます。掌に収まる可愛らしいおじぞうさんで、好評をいただいてます。完成までお手伝いしますので、初心者の方も遠慮せずお越し下さい。
受講料は材料費込みで1000円です。尚体験レッスンはお一人様1回限りとさせていただきます。 



また近鉄文化サロンでの講座もございます。






☆お問い合わせ
 mail:tosi_ori@msn.com


TEL 090-5641-1249

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