奈良仏師 折上稔史の日記。作品紹介、教室案内、展覧会の案内等

老子騎牛像

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お世話になった方に数年前に依頼されていた老子像がやっと完成し、納める事になりました。



老子は当時の周の国のモラルの低下にうんざりし、160歳の頃、牛の背に乗り西方へと旅立ち世捨て人となったそうです。

桜という、非常に加工のし辛い材で挑戦しました。
桜は昔、版木や、和菓子の型などに用いられた非常にかたい材です。
そのかわり、木自体に独特の力があるように感じます。

構図や、牛の骨格など、資料も沢山集めなければならず、非常に時間はかかりましたが、真心込めて精一杯の仕事ができたと思います。







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1Comments

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ウイリッツのいとこ  

すごい!いつか こちらに来てワークショップをして欲しいです

2014/12/16 (Tue) 07:16 | EDIT | REPLY |   

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